はに丸SD 調査部

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甲 (よろい) を着た古墳人

2011年11月、群馬県渋川市の⾦井東裏遺跡で、火砕流の下から鉄製の甲 (よろい) を着けた古墳時代の男の骨が見つかった。

 

「榛名⼭に向かい、両膝を付き、うつぶせに崩れ落ちた格好だった。」(日本経済新聞 2012-12-10記事)

 「冑(かぶと)を頭からはずし両⼿で持ち、左⾜を⼀歩前に出して⽴っ
ていた。⽕砕流に遭い、ひざ⽴ちになった後に上半⾝が前⽅左側に倒れたらしい」(2019-6-7 朝日新聞digital )

 

集落から見つかったのは、ヨロイの男と女性、乳幼児2人だけで、他の人々はすでに逃げていたようだ。